【フリースタイルダンジョン】最近のMCバトルがつまらない理由は量産型MCの増加!?

フリースタイルダンジョンを皮切りに人気になった「MCバトル」。
最近知った人は感じないかもしれないですが、昔から見ているわたしは徐々にMCバトルがつまらなくなっていると感じます。
そこで今回はなぜMCバトルがつまらなくなってしまったのか、その理由を考えてみたいと思います。

理由①:量産型MCの増加

オリジナリティを持つMCが少なくなり「量産型MC」が増えてきました。
その「量産型MC」の特徴を述べていきます。

4小節目と8小節目で用意してきたネタを叫ぶ

これは「THE・量産型MC」の大きな特徴の1つですね。正直量産型MCの7割はこれだと思います。ですが、4小節目と8小節目でネタを叫ぶこと自体は悪いことだとは思いません。量産型ではないベテランMCでもやっている人はいますからね。では同じ「ネタを叫ぶ」でも量産型になってしまうMCはどのようなMCなのでしょうか。それは次の特徴を持っている傾向にあります。

ネタ以外の内容が薄っぺらい

先ほども言いましたが「ネタを叫ぶ」こと自体は悪くありません。量産型ではないベテランMCと違い量産型になってしまうMCは「ネタ以外の内容が薄っぺらい」傾向にあります。例を挙げると「そんなかんじ」「どこまででもいける」「遊んでるだけ」「適当に乗りこなす」「分かるかな」「やるだけ」などです。ベテランMCがこれらの薄っぺらい内容のラップをしたのを見たことありますか。おそらくほぼないと思います。この言葉をつなぐためにする薄っぺらいラップを辞めることができたら量産型MC卒業の大きな一歩かもしれませんね。

早口

これは最近減少傾向にあります。しかし、00世代と言われているMCたちが早口をやりすぎたせいで今早口をやっている若いMCは量産型に映ってしまいます。さらに意味無い早口だとより量産型に映ってしまいます。

若手が草ネタを使う

最近これが急に増えてきたと感じます。アンダーグラウンドを経験してきたMCが草ネタを言うのは何とも思わないのですが、平和なオーバーグラウンドしか経験していない若手が一丁前に草ネタを使うのは正直冷めます。さらに草を吸ったことがなさそうな人が使う草ネタは見てられません。
あと、誰とは言いませんが若手の中に草ネタを使うことにより本来の力を発揮できず弱くなるMCがチラホラいますね。本人はかっこいいと思っているのでしょうが、周りからみたらダサすぎます。

理由②:ラッパーのアイドル化による弊害

MCバトルが人気になるにつれて「ラッパーのアイドル化」が進んでいて様々な弊害が起こっています。1番の弊害は「正当なバトルの勝敗がつかない」ことです。例えばダンジョンでの「ミステリオvsFORK」や戦極の「早雲vsがーどまん」などですね。スキルやラップのかっこよさではなく、どれだけ人気があるかだけで勝敗が決まってしまいました。非常に残念です。
また、YouTubeのバトル動画のコメント欄に「わたし○○推しだから負けて残念」というコメントがありました。とうとうラッパーにも「○○推し」という言葉が出てきてしまったのかと愕然しました。この状況が続くと「顔がそこそこ良くてラップがそこそこ出来るラッパー」がバトルシーンに蔓延ってしまい、本当に実力のあるラッパーがバトルシーンで生き残れなくなってしまうのではないかと心配です。
アイドル化は多少進んでもいいですが、ちゃんと評価されるバトルシーンにしたいですね。

理由③:客(ヘッズ)のヒップホップIQの低下

最近の客(ヘッズ)のヒップホップIQの低下が著しいと思います。例えば「サンプリングに気づかない」「ビートチェックで知名度が高いビートにだけ沸く」などです。客(ヘッズ)の方がこの現状だとDJは本当に流したいビートを流しづらいですし、MCも色々なサンプリングをしづらくなってしまいます。なぜかというと沸かないから。わたし含め客(ヘッズ)が積極的にHIPHOPを勉強しないとバトルシーンの幅が狭まっていきどんどんつまらなくなってしまいます。

まとめ

わたしはMCバトルが大好きです。おそらく10年前から見ていると思います。だからこそ今のバトルシーンについて語らせていただきました。
コロナの影響や某ラッパーが逮捕されたりで、今後のバトルシーンを予測することはできませんが引き続きMCバトルを楽しんでいきたいと思います。
みなさんも体調には気を付けてMCバトルを楽しみましょう!
ではでは。